【初心者向け】WordPressで「古いバージョンのPHP」の警告が出たときの対処法と更新手順

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WordPressの管理画面のサイトヘルスで改善が必要致命的な問題として項目が表示されていませんか?

『このサイトは古いバージョンのPHP(7.4.33)を実行しており、セキュリティアップデートを受け取れません。更新する必要があります。』
いきなりこんな表示が出ていたらと戸惑いますよね?

PHPはWordPressの動作に必要な“土台”のようなプログラム言語。古いままだとセキュリティ面でもパフォーマンス面でもリスクがあります。

この記事では、初心者の方でもわかるように「PHPってなに?」「なぜ更新が必要なの?」「更新方法と注意点」などをやさしく解説します。

WordPressの管理画面に「古いバージョンのPHP」の警告が表示

これは、あなたのホームページが使っているPHPのバージョンが古いため、最新のWordPressと合っていないという意味です。

WordPressの管理画面の「ツール」→「サイトヘルス」に改善が必要な項目が表示されています。
致命的な問題として、

『このサイトは古いバージョンのPHP(7.4.33)を実行しており、セキュリティアップデートを受け取れません。更新する必要があります。』

と表示されています。この場合、そのまま放置しているといろいろな不具合が起こる可能性があるので対応しておく必要があります。

WordPressの管理画面

警告に書かれている「PHP」ってなに?

PHPとは、WordPressのような動的なWebサイトを動かすためのプログラミング言語の一種です。あなたが記事を書いたり、画像をアップロードしたりすると、その裏側でPHPが動いてページを表示してくれています。

つまり、PHPはWordPressサイトのエンジンのようなもの。古いままだと速度が遅くなったり、不具合が出たりする原因になります。

PHPが古いままだとどうなるの?

  • セキュリティの脆弱性が放置されたままになる
  • 一部のプラグインが動かない
  • 表示が崩れる
  • サイトの表示速度が遅くなる
  • 最悪の場合、サイトが表示されなくなる

とくに「セキュリティのリスク」は大きな問題です。古いバージョンのままだと、ハッキングの対象になりやすくなります。

また、WordPressやプラグインが最新版になっていても、PHPが古いままだと対応していないことがあります。将来的にエラーの原因になるため、早めの対処がおすすめです。

アップデート前に確認すること

  1. 使用しているWordPressテーマやプラグインが、最新のPHPに対応しているかを確認
  2. 念のため、サイト全体のバックアップをとる(プラグインで簡単に取ることができます)

テーマやプラグインがPHPの最新バージョンに対応しているか確認する方法

WordPress.orgで各プラグインやテーマの情報を見る

🔍 方法
WordPressの公式サイト https://ja.wordpress.org/ 

ワードプレスの公式サイトテーマのトップ画面
WordPress公式サイトテーマのページから引用
ワードプレスの公式サイトプラグインのトップ画面
WordPress公式サイトプラグインのページから引用
  1. WordPress公式のプラグイン または テーマ にアクセス
  2. 使用中のプラグイン名やテーマ名を検索
  3. 各ページの「詳細」の欄に注目
     →対応している「WordPress バージョン」や「PHP バージョン」が記載されています。

✅ 見るポイント

  • PHPバージョン:例)7.4またはそれ以降など
  • 最終更新日が最近かどうか(長期間更新されていないものは非対応の可能性あります)

まずは今のバージョンを確認してみよう

PHP現在のバージョン

WordPressの管理画面の「ツール」→「サイトヘルス」→「情報」をクリックするとPHPのバージョンが確認できます!

PHPバージョン 7.4.33になっています。

PHPバージョンをアップデートする前にバックアップを取っておく

BackWPupのプラグインの管理画面

作業前に必ず「バックアップ」をとっておきましょう!Xserverではサイトのバックアップをとってくれていますが、念の為に自身のパソコンにもバックアップデータを保存しておきます。
BackWPupのプラグインでWordPressのバックアップデータ(ファイルとデータベース)を簡単に取ることができます。

WordPressサイトの更新方法|初心者でも安心!最低限やっておきたい6つの基本メンテナンスのブログ記事のアイキャッチ画像

WordPressサイトの更新方法|初心者でも安心!最低限やっておきたい6つの基本メンテナンス

WordPress(ワードプレス)でホームページを作ったけど… Sさん 「更新ってなにをすればいいの?」「触るのが怖くて…

PHPバージョンをアップデートする手順

Xserverのサーバーパネルにログインします

Xserver管理画面

「サーバー」の「サーバー管理」をクリック。

「PHP Ver.切替」→対象ドメインを選択

「PHP Ver. 切替」をクリックします。

Xserverのphp更新のドメインを選択

PHPのバージョンを上げたいドメインをクリック。

最新の安定バージョン(推奨)を選んで「変更」する

PHPの最新バージョンに変更する

現在のバージョンは非推奨(PHP7.4.33)になっています。

推奨のPHPのバージョン(PHP8.3.21)を選択し、変更をクリックします。

Xserver ドメインを選択する

最新のバージョン(PHP8.3.21)に変更されました!

ワードプレスの管理画面 サイトヘルス良好の表示画面

WordPressの管理画面でも確認するとサイトヘルスは良好になっています。

アップデート後に確認すること

  • トップページ、投稿ページなどが正しく表示されているか
  • 管理画面やプラグインが正常に動作しているか

もしエラーが出た場合は、Xserver側で元のPHPバージョンに戻すことも可能です。

PHPの更新は、あなたのサイトを守る大事なメンテナンス

PHPのバージョンアップは少し不安に感じるかもしれませんが、 正しい手順で行えば安全に、しかもサイトの表示速度やセキュリティが改善されます。

  • まずは現在のバージョンを確認する
  • バックアップをとってから慎重に実行
  • わからない場合はサーバーのサポートを頼る

これらを守れば、初心者の方でも問題なくPHPのアップデートができます。
あなたのホームページをより安全で快適に保つために、しっかりメンテナンスしていきましょう!

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