「ホームページの費用」って、いくらが妥当?
ホームページを作ろうと思ったとき、一番気になるのが費用面ではないでしょうか。調べてみると、数万円から数百万円まで…⁉️
「なぜこんなに金額に差があるの?」
「どのくらいが妥当なの?」
と悩んでしまう方も多いと思います。
この記事では、個人事業主さんや小規模事業者さんに向けて、
ホームページ制作の費用の相場を、私自身の経験も交えてお伝えします。
「安いとイマイチ」「高ければ安心」とは限らないからこそ、自分に合った依頼先を見つけることができるように、制作形態の違いや見極め方もご紹介します。
目次
【費用が変わる理由】価格に差が出る背景とは?
ホームページのボリューム・機能の違い
「ホームページ」といっても、内容はさまざまです。
たとえば、
- トップページ+お問い合わせだけのシンプルなもの
- トップページに加え複数ページがあるもの
- ブログ機能付き
- 予約機能や会員登録機能付き、など。
このように、ホームページのページ数や付けたい機能により、それに比例して費用も高くなります。
制作方法・デザインの違い
テンプレートを活用して制作する場合と、一から設計・デザイン・コーディングを行う場合では、手間や技術レベルが大きく異なります。
また、文章や画像の準備、公開後のホームページの維持や更新サポートなど、どこまでをお願いするかによっても、金額は変わってきます。
【制作形態別】ホームページ制作の費用相場
制作会社に依頼する場合の相場は?(20万円〜100万円以上)

制作会社に依頼する場合、相場は20万円〜100万円以上と、制作費にかなり幅があります。
個人から法人まで幅広く対応しており、専門チームによる制作をしてもらえるので、予算次第で様々な要望に対応してもらえるというのが特徴です。
ただ、個人事業主さんや小規模事業者さんにとっては、「そもそも制作会社に依頼する」という選択肢自体、現実的でないことも多いのではないでしょうか。
「しっかりお金をかけたい」と考えていても、実際の予算感は50万円以下というケースが多い印象です。
⚠️ 制作費以外の“運用コスト”も忘れずに
たとえば、オリジナルデザインで構築されたサイトでは、公開後に「ちょっと価格を修正したい」「写真を差し替えたい」と思っても、都度費用が発生するケースがあります。
ホームページは「公開して終わり」ではなく、その後も運用・メンテナンスが必要です。そのためにはどれくらい費用がかかるかまで考えておく必要があります。
一方、WordPress(ワードプレス)の既存テーマを使ったサイトであれば、テキスト修正などはご自身でできることも多く、運用コストが抑えられるのもメリットです。
🔧実際の現場では
私が以前パート勤務していた制作会社では、WordPressのホームページだと基本的にオリジナルテーマでの制作が中心でした。
ただ、予算が限られている案件では、既存テーマをベースに制作するケースもありましたし、社内に常駐のデザイナーやコーダーが少なかったため、案件によっては外部のパートナーさんと連携して制作することもありました。
こうした体制は決して悪いことではなく、むしろ業界ではよくある形です。
ただその分、修正対応の窓口が複雑になったり、対応に時間や費用がかかる可能性もあるため、事前に確認しておくと安心です。
フリーランスに依頼する場合の相場は?(10万円〜50万円程度)

フリーランスに依頼する場合の相場は、10万円〜50万円程度が目安かなと思います。
個人で活動している分、やりとりも柔軟で、相談しやすい雰囲気があるのが魅力です。「予算を抑えつつ、こまめに相談したい」という方には向いている選択肢だと思います。
ただ、制作会社のように幅広い要望や大規模な案件に対応するのが難しいケースもあるため、あらかじめ依頼内容を整理しておくと安心です。
また、ネット上でもよく言われているように、フリーランスはスキルや対応範囲に個人差が大きいのも現実です。
一般的に見れば、法人のほうが信頼性は高いと感じる方も多いですし、チーム体制で進行するため、納期の遅延や対応不可といったリスクが少ないという安心感はあります。
とはいえ、最終的にどんなサイトができあがるかは、「誰が実際に手を動かすか」にかかっていると私は思っています。
制作会社に依頼した場合でも、必ずしもスキルの高い制作者が担当してくれるとは限りません。
案件によっては、外部のパートナー(=フリーランス)に制作を依頼するケースもあり、そのことが公開されることはほとんどありません。
こうした内情は、発注側からは見えにくく、どうしてもブラックボックスになりがちな部分だと感じています。
「外注=フリーランス」という構図で考えると、結局のところ“誰に依頼するか”が重要だということがわかります。
個人的な意見ですが、たとえばホームページ上にスタッフ紹介ページがあり、社内にデザイナーやコーダー、エンジニアがいることが見える制作会社さんだと、依頼者としても安心できるなと感じます。
社内で制作を完結できる体制が整っていることが明確だと、やり取りや対応もスムーズな印象があります。
「どこに頼むか」より「誰に頼むか」が大切
ホームページ制作を依頼する際に大切なのは、会社かフリーランスかという形式だけで判断するのではなく、“誰が担当してくれるのか”という視点をもつことだと思います。
制作会社では、窓口になるのが営業さんやディレクターさんというケースも多く、
ヒアリングが不十分だったり、こちらの意図が正しく伝わっていなかったりすると、思っていた仕上がりとズレが生じてしまうこともあります。
また、ホームページ制作には専門用語も多く、内容をよく理解できないまま話が進んでしまい、不安に感じることもあるのではないでしょうか。
だからこそ、以下のような点は、会社・フリーランス問わず、信頼できる相手かどうかを見極める大切なポイントになると思います。
- こちらの話を丁寧に聞いてくれるか
- わかりやすい言葉で説明してくれるか
- 質問に対して誠実に答えてくれるか
- 進捗をこまめに共有してくれるか
- 納期をきちんと守ってくれるか
- トラブルがあった際に真摯に対応してくれるか
- 自分の事業や目的を理解しようとしてくれるか
もちろん、契約内容をしっかり確認しておくことも必要ですが、
最終的には「どこに頼むか」よりも「誰に頼むか」が重要だと私は思っています。
安ければ不安?高ければ安心?価格だけで決めないためのチェックポイント
ホームページ制作の費用には幅があるぶん、「安く済ませたいけど、ちゃんとしたものができるか不安」「高いお見積もり=安心なのかな?」と迷う方も多いと思います。
ここでは、価格だけにとらわれず、自分に合った依頼先を選ぶためのチェックポイントをご紹介します。
制作実績を確認してみよう
まずは、これまでの制作実績を見てみましょう。
デザインの雰囲気や完成度を知る手がかりになりますし、「こんな感じのサイトを作ってくれそうだな」と具体的なイメージが持てると安心です。
ご自身のサービスの雰囲気や好みに合ったデザインがあるかどうかも、判断材料のひとつになります。
料金に含まれる内容を明確に
「修正は何回まで対応してもらえるの?」「文章や写真は用意してもらえる?」など、
見積もりの中にどこまでの対応が含まれているのかは、事前にしっかり確認しておきましょう。
あとから「それは別料金です」とならないように、細かくすり合わせておくことが、トラブルを防ぐポイントです。
やりとりのスムーズさも大事
費用やデザインだけでなく、“やり取りのしやすさ”もとても大切です。
質問したときに丁寧に返してくれるか、返信が早いか、相談しやすい雰囲気かどうかなど、相性の部分も見逃せません。
納品後のサポート体制があるかどうか
ホームページは作って終わりではありません。
公開後の修正や更新サポートがあるか、万が一のトラブル時に相談できる体制があるかどうかも、事前に確認しておくと安心です。
自分に合ったかたちを一緒に考えてくれるか
ホームページ制作には「この形が正解」というものはありません。
内容も、予算も、目的も、人それぞれ。だからこそ、自分の状況や目的に合った提案をしてくれるかは、とても重要なポイントです。
たとえば、「まずは必要最低限のページだけ作って、あとから追加していく」といった段階的な制作も選択肢のひとつ。
一気にすべてを整えなくても、予算やタイミングに合わせて育てていく方法もあります。
“価格”だけじゃなく、“人”と“内容”で選ぶ

最終的に大切なのは、「いくらかかったか」ではなく、「自分にとって必要な内容が、信頼できる人と一緒に形にできたか」だと思います。
費用だけにとらわれず、自分に合ったかたちを一緒に考えながら、長く使っていけるホームページを育てていけたらきっと満足のいくものになるはずです。
迷ったらお気軽にご相談ください💌
「どこに頼むか迷っている」「いろんなところと比較・検討したい」
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